<現代詩>
白いノート ふり向かない、わたし
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悲しいまでに親子の信頼関係をもてなかったわたし。ふっくらと小さな手が成長すると愛を知る。白いノートを男子から渡されると、人生の玉手箱としてわたしは支えられていく。しかし透きとおるほどのはかない心に再び新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の試練が降りる。偶然出合った犬は時折ホストの目で甘えてる。微かに昭和の音色を奏でる詩。
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3世代の生き方をさりげなく描き
親子の絆のはかなさから自立を目指す主人公わたし
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現代詩でありながら小説の様な流れを織り込んでいる詩
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高校2年生が描くイラストは日常を優しく表現しながらも
こども心が切々と伝わっています
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出版にあたりご協力をいただきました方々には
深く御礼申しあげます。