幸せのイス
川口祐介
雑踏の中
スーパー入り口横のベンチに座り
夕陽が沈むのを眺めている
目の前を人びとが往来する
きつかった一日
楽しかった一日
悔しかった一日
いろんなことがあった一生
息を吸うと
いつの間にか黄金の夕焼け
生きている
これでよかった
これしかなかった
すべてを肯定してくれるイス
私はこの幸せのイスが
あるところを知っている
***
人生の音色が聞こえてきますね
川口様は
詩を寄せてくださいます
書かれるたびに音(詩)の響きが素敵になり
うっとりします
皆さまも是非とも
デザインShowへ詩を寄せてください
書くことは楽しいですそして永遠に心を温めてくれます♪